長らく相場がなかったが3日引け後、好決算と株主優遇策を発表し、週明けザラバ3,975円205円高と最安値(3,615円=9月1日)圏から脱出した。前7月期は営業利益で18%増益となり、今期も2桁増益の17億1,500万円と発表。懸案のスキー事業が黒字化し、海外展開も本格化する。これで連続最高決算となり、年50円増配の150円配当とし、利回りは4.1%と上昇。
週明けザラバ33円高の551円、6.1%も急上昇。板金トップの工作機械の代表的メーカーで、中国、インドの新興国に力を入れており、とりわけ中国では3年後前期比2.6倍の300億円を目標にする。このため民主党代表選で中国と関係密の小沢前幹事長がやや優勢となっているのを思惑視した買いが入っている。PBRも0.55倍と割安。ただ留意したいのは信用買い残が297万株(売り残29万7千株)と多く、10倍の買い長。来月6日の期日到来が気懸り。
週明け6日、ザラバで7円高の69円と続伸。値上がり率は一時、10%を超え、東証1部で上位。同社は繊維機械大手。防衛機器や段ボール機械も手掛ける。魚雷を扱うことから、日本近海の警備を強化の政策や南北朝鮮の緊迫化を受け、市場に防衛機器特需が見込めるとの声もある。
中国関連の物色人気を受け同社株は6日、一時20円高の447円と上伸。日経平均の大幅続伸に連動し、下値脱出の動き。同社は住友系総合重機大手。中国市場で16のグループ会社を展開。先月30日に中国・唐山工場に総額100億円強の追加設備投資の発表をしたが、ここ中国関連株人気で株価材料にされ出した。時価PERは16倍台と1部平均並みだが、今3月期末1円増の6円配も妙味。
週明け6日、ザラバで12円高の150円と大幅高。同社は工業用ミシン大手。既に全生産を中国へシフトしている。低価格ミシン中国に同国での販売急回復し、今3月期黒字幅拡大機運。14日に民主党の代表選が控えており、中国に通じている小沢前幹事長が優勢観測で、中国関連株高に連動。
9月3日発表の8月の米雇用統計における非農業部門雇用者数減少幅が事前のアナリスト予想を下回り、景気認識が多少改善。これ受けたNYダウが続伸したことで本日の東京マーケットは買い安心感が増幅。こうした流れを背景に8月末に360円台まで下落していた同社株に戻り期待の買いが入り、本日は390円台へ上伸。
先週末の米雇用統計を受けて景気減速への懸念が幾分緩和。また円高も一服しており、目先的な持ち直し期待の買いを呼び込んでいる。同社株は4月高値2,494円からほぼ一方通行的な下り坂を歩み、9月1日に1,562円まで下落。その後はさすがに1,600円台へリバウンドしたが、本日は環境改善を追い風に1,800円台へ続伸。
米国の景気認識改善を背景に本日の東京市場はほぼ全面高商状。こうした流れの中で同社株にも小口買いが舞い込んで280円台まで大幅続伸。これで4月高値310円後に付けた6月の戻り高値280円を更新。確かに今期はほぼ増額修正が確実な情勢にあることが後押していることを認めるものの、ここまで急騰して戻ってしまってからの買いにはリスクが付随。
直接的な買いを導いたのが本日付けの東洋経済オンライン情報。すなわち今期の同社収益が大幅上振れするとの判断。海外通信機器が順調で前期比36%減の1.2億円と見ている営業利益が一転して同50%増の2.8億円になるとの大胆な見通し。これを受け7,000円S高の44,000円へ急伸。
超短期値幅取り対象としての触手が伸びて30円S高の129円へ高騰。NYダウ3日続伸、日経平均株価4日続伸という環境を受けて目先筋が暗躍している。100円を切る低株価とJQ銘柄にしては高い流動性を備えていることが買いの矛先を向かわせた格好。しかし今期の黒字転換の未達懸念の可能性は小さくなく、ファンダメンタル面からの支援乏しい。
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